商品リサーチとは
今回のLessonから商品リサーチと
商品仕入れについ解説していきます。
商品リサーチとは、
仕入れ対象となる
商品を探したり、
いくらで売れるかを調べたり
いくらで仕入れができるのか
その商品は需要が高いのか、
すぐに売れるのか
流行っているのか、
人気があるのか
などを調べることを商品リサーチと言います。
商品リサーチはマーケティングです。
マーケティングの基本としては
市場分析です。
その商品について詳しくなることが重要です。
新品時の定価はいくらなのか?
どのような客層の人に需要があるのか?
どのような場面で使うのか?
今がトレンドの商品なのか?
最低限、扱う商品について
これくらいは調べておく必要があります。
どのような商品を仕入れるのか
まずはどのような商品が仕入れ対象になるのか
と言う部分について解説します。
基本的にリペアを行う内容は
- リカラー
- 角スレ補修
- コバ補修
- 軽い革の剥がれ
- カードポケット修復
- ファスナー修理
- メッキ剥がれ
- クリーニング
この内容でリペアを行い
直せる見込みのある商品のみ
仕入れ対象になります。
なので、以下のような商品は
仕入れ対象外です。
- 穴が開いている商品
- 破れ酷い商品
- 裂けている商品
- ほつれのある商品
- 大きな型崩れのある商品
- 深い傷のある商品
- ファスナーのエレメントが破損している商品

- ホックの緩い商品※1
- ヴィトンのイニシャルのある商品※1
(イニシャルのある商品は
値段が上がりにくいため利益が取りにくいので)※1、Top qualityコース以上の人は
特殊リペアを行うので仕入れ対象になります。
基本的にこのような商品は
仕入れ対象にしない方がいいです。
なぜかと言うと、
直せない可能性もありますし
費用対効果が低いからです。
そのような商品を仕入れても
直すのが大変なため大幅に時間も
かかってしまいますし
上手くいかない場合は、
やる気を失います。
そのような商品に何時間も
時間をかけているのだったら
1時間のリカラーで利益の取れる商品を
2つ、3つこなしてしまった方が
利益も大きいですし時間も
有効活用出来るからです。
なので、あまりにも酷いダメージの
ある商品は避けてリペアやリカラーで
直せる見込みのある商品だけを
仕入れ対象にしてください。
基本的には角スレ補修とリカラーだけで
キレイになる商品を探すのがいいです。
リサーチ方法
仕入れリサーチについて解説していきます。
さぁ、いよいよ仕入れに来ましたが、
いきなり安い物を探して購入しようと
意気込む気持ちはわかりますが、
落ち着いて下さい。
安ければ買うは半分本当、半分嘘です。
勿論安く買えるに越したことはないのですが、
毎回毎回最安値商品が購入できるのかと
言われるとそうもいきません。
どうゆうことかといいますと、
「最安値」は状態に限らず競合が狙っています。
この最安値を狙いすぎるが故に
仕入れが思うように出来ず、
嫌になってしまっては元も子もないですよね。
まずは市場を知る事です。
ハイブランドは需要があるけども
全部が全部というわけではなく、
人気デザインや色、形があり、
安いから買う、
高いから買わないではありません。
それではこちらをご覧下さい。

え?!
これ買っていい値段??
そう感じた人もいたのではないでしょうか??
ここにポイントが隠されています。
一般の購入ユーザーは、
「もうちょっと上乗せしてでも綺麗な物が欲しい…」
「転売するにもここまでボロくて30000円かぁ…
もうちょい綺麗で確実に売れそうな物を仕入れよう。」
といったように、検討しがちです。
大事なのは、この商品が
「綺麗であった場合、
いくらくらいで販売が可能なのか!」です!
これがわかればどうですか??
もし相場が¥35000円くらいだったら、
言うまでもなく、見送りますよね。
では、¥65000円くらいだったらどうでしょうか?
場合によっては7万円代も目指せるでしょう。

何が言いたいかというと、
最安値商品とかではなく、その商品の
「綺麗な状態の相場を知ること」
で購入するか否かの判断がつき易くなる
という事です。
その相場を知る為のリサーチ法ですが、
上記の写真を例に例えると、
メルカリの検索窓で、
キャビアスキン 財布
などで検索をかけます。
次に、画面右上にある、
「絞り込み」→「売り切れ」にチェックを
いれ決定します。
次に画面右上にある、並べ替え順を、
「いいね順」をタップし、
出てきた商品達が相場に近い金額となります。
財布といっても様々な形が存在し、
それによって値段も違います。
まず、デザイン、革素材、
形状(フラップ型やラウンドファスナー型などなど)
は覚えていき、
相場慣れが仕入れの第一歩となります。
↓検索
「絞り込み」→「売り切れ」
↓
並べ替え順を、「いいね順」をタップ
これを繰り返し見ていると何が良く売れているのかや、何がどれくらいで売れるのかなどの相場間が養われてきますので数多く見るようにしましょう!
「この長財布の販売相場は40000円前後かぁ…
あれ、17000円で出品されてる!
これは買っていいんじゃないか!」
というふうに変わってきます。
あとはリサーチする物の数を増やしていくだけです!
なぜメルカリでリサーチするのか?
なぜメルカリでリサーチするのかと言うと
メルカリのマーケットと言うのは
フリマアプリの中で1番商品が売れていて
とても大きなマーケットなので
メルカリで売れている商品と言うのは
どこの市場でも売れている商品
と言うことなのです。
メルカリでよく売れている商品とは
ラクマでもPayPayフリマでも
ヤフオクでも売れている商品なのです。
しかも、メルカリと言うのは
とてもリサーチのしやすい
システムになっている事も
メルカリを使って
商品リサーチをする理由です。
上記でも述べましたが、メルカリの商品検索窓に
以下のようなキーワードを入れます。
(ブランド名+商品名)
『CHANEL 財布』
(ブランド名+商品名)

ここでは例として『CHANEL』のお財布を
あげていますが『VUITTON』でも
『PRADA』でも自分のリサーチしたい
ブランド名と商品を検索してください。
そして、絞り込みを選択して
検索したいブランドを選択してください。

ここでブランドを選択するのは
検索窓で『CHANEL』と検索を
かけるだけでは別のブランド品を
出品している出品者が
説明文にハッシュタグで
『#CHANEL』と記入していたり
説明文の中に『CHANEL』と記入のある商品も
ヒットしてしまうのでCHANELを調べたい場合は
ブランド選択もしておくと余計な商品は
表示されなくなるからです。
さらに絞り込みで
『販売状況』→『売り切れ』を選択します。

すると、過去に売れている
CHANELの財布が
一覧となって表示されます。
このように検索する事によって
実際販売された商品が
いくらくらいで売れているのか
参考になる商品がたくさん出てきます。
ここで本当に参考にしてほしい商品
と言うのは畳の上で撮影しているような
素人の出品者ではなくキレイな写真と
しっかりとした説明文を書いている
出品者を参考にしてください。
例えばこんな感じです。

赤丸で囲っている出品者のようなリカラー商品の
高値販売を狙っている出品者の販売価格を
参考にしてください。
この出品者たちは写真もキレイに撮影して
商品説明もしっかり書いています。
また商品説明文にもリカラーを
行っていることもしっかり記載しています。
逆に青丸で囲っているような出品者は
高値で売る気もないような不用品出品者なので
この出品者たちの出品価格は
参考にしないでください。
逆にこのような出品者から商品を
仕入れる感じになります。
以上が販売する価格を参考にする
リサーチ方法です。
では、次に並び替えによって
商品の人気度や売れ行きなどを
リサーチしていきます。
並び替えでリサーチをする
『CHANEL 財布』と検索をして
ブランドを選択した後に販売状況を
『売り切れ』にして並び順を変更します。
『いいね』順のリサーチ
まずは『いいね』順です。
『いいね』順にしてリサーチする内容は
商品の需要数が多い商品を把握するためです。
『いいね』が多い商品とは
その商品が気になっている人や
欲しいと思っている人が多い商品です。
人気があって需要が多い商品と言う事です。
『いいね』順にしてスクロールしていると
同じような商品が何個も出てくると思います。
と言うことは、その商品と言うのは
人気があって需要も高いため
出品すればすぐに売れる確率が高い
と言うことです。
そのような商品が見つかったら
先ほどの販売価格のリサーチ法で
型番や商品名で検索をかけて
いくらで売れるかを調べ
いくらで仕入れをすればいいのかが
自ずと分かると思います。
新着順でリサーチ
続いて新着順でのリサーチですが
新着順でリサーチをするのは
「いいね」はそんなに付いていなくても
「いいね」が付く間も無く
出品したらすぐに売れた商品を
把握するためです。
そのような商品もやはり人気があって
需要が高い商品が多いです。
そのような商品も先ほど同様に
販売価格を検索して仕入れの値段を
いくらまでにするか決めてください。
高い順でリサーチ
続いて高い順でのリサーチについてです。
高い順で調べることは
高い利益を取れる商品を調べるためです。
やはり単価の高い商品は
取れる利益額も大きいです。
なので、1撃で大きな利益の取れる商品の
リサーチに役立ちます。
このように過去に販売実績のある
様々な角度からリサーチする事によって
需要の高い商品や高利益の取れる商品を
把握することが出来ます。
目ぼしい商品が見つかったら
そのような商品を販売中で検索して
いくらで仕入れていくらで売るかが
自ずと分かります。
次にメルカリならではの
究極のリサーチ法をお伝えします。
究極のリサーチ法
メルカリでは『いいね』をした商品に限って
PV数(見られている数)を見ることができます。
マイページから『いいね・観覧履歴』を
選択します。

すると赤い四角で囲った部分の
目のマークの横に数字が出ているのが
分かると思います。
これがPV数(見られた数)です。

このPV数が多ければ多いほど
その商品が気になっている人や
欲しがっている人が多いと言うことが
分かります。
なかなか売れないためずっと出品されていて
PV数が伸びている商品もありますが
頻繁に検索をしていればそのような商品は
いつから出品されているかある程度
把握できます。
新着順で検索をかけて『いいね』をして
PV数を参考にするのがいいと思います。
PV数が伸びている商品は
人気があると言うことですので
そのような商品もリサーチ対象として
リサーチして下さい。
このように様々な角度から
商品のリサーチが出来るようになれば
ツールなんかに頼らずとも
需要のある商品や高利益の取れる商品を
自分の力で見つけ出すことが可能になります。